カンボジア最大ピラミッドコーケー遺跡群
コーケー遺跡は、シェムリアップから北東へ100kmほどのところにある、約30の寺院遺跡や塔の遺跡からなる遺跡群です。アンコール王朝の中でもわずかな年数しか都として使われず、長い間ひっそりと放置されたままだったことから、幻の遺跡とも言われます。奥地に建っているということもあり、手つかずのまま残された遺跡です。地雷撤去が進み、観光客も訪れることができるようになりましたが、まだアクセス手段が確立されていないので、観光客は少ない遺跡でもあります。
歴史
コーケーの有力者だったジャヤーヴァルマン4世は王位につくと、アンコールからコーケーに都を遷しました。その息子のハルシャヴァルマン2世もコーケーの都を継ぎました。次のラージェンドラヴァルマン王がアンコール地域に都を戻したため、コーケーに都があったのは928年から944年頃までの間です。コーケー遺跡群の中心にあるのは、プラサットトム寺院遺跡で、階段状のピラミッド型をしています。その他、男性器の象徴をしたリンガをモチーフにした祠堂など約30の寺院遺跡が残っています。
見どころ
コーケーは、アンコール遺跡の郊外遺跡の中でも奥地にあります。長い間、手つかずのままひっそりと眠っていたため、崩壊は進んでいますが、見ごたえのある遺跡です。特に階段状のピラミッド型をしているプラサットトム寺院遺跡は、現在、手すりが整備されて頂上へ登ることができるようになりました。この頂上から、ここでしか見られない絶景があります。それは地平線まで見渡す限りの密林が、360度に渡って広がっているもので、とても迫力のある景色です。
必要事項
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【アンコール遺跡入場券(アンコールパス)について】
入場券をお持ちでない方は、当日お客様ご自身で購入していただきますのでガイドへお申し出ください。入場券に必要な写真はその場での撮影となりお客様自身でお写真をお持ちいただいてもご利用になれません。(1日券/USD 37、3日券/USD 62、7日券/USD 72、ボートクールス:一人/USD 20) -
服装・持ち物
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アンコール・ワットの第三回廊は、露出度が高い服装(ショートパンツ、タンクトップ等)では見学いただけません。
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カンボジアの仏日はアンコール・ワット第三回廊の見学は出来ません。
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プノンバケン山の山頂の遺跡は入場制限が設けられており、人数に達していた場合は遺跡入場することができず、入場の列に並ぶ必要がございます。また入場は 17:30までとなりますので並んでいる途中で時刻になりますと登れないことがございます。遺跡に登れない場合は山の中腹から夕暮れを鑑賞いただきます。
オプション
ショー鑑賞付きアマゾンレストランのディナー
参加人数分 + USD 18
世界遺産である3大遺跡(アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プローム)へご案内。貸切ツアーなので、ご自身のペースでお楽しみいただけます。ツアー終盤にはサンセット鑑賞の人気スポット、プノンバケンへ。カンボジア旅行の記念にはトゥクトゥク利用プランがおすすめ!